自家軟骨や医療用の軟骨を鼻先に移植することで、鼻尖部に高さ出すことができます。
耳の自家軟骨：ご自身の軟骨を使用するため、非常に安全性が高い方法です。ただし、耳から軟骨を採取する必要があり、採取できる軟骨の大きさには限りがあります。
医療用軟骨：医療用の軟骨は人体への親和性が高い上に、自家軟骨の採取不足による効果不足が起きないというメリットもあります。
いずれの場合も効果は半永久的です。
薄い軟骨を何層か重ねて形を作っていくため、細かい調整ができ、完成した鼻に触れても違和感がありません。
もともと鼻の軟骨が小さかったり、弱かったりすると、鼻先に軟骨を挿入した際に沈み込んでしまう可能性があります。この場合には、耳の軟骨の一部で鼻柱を作り、高さを保つような手術を行うことも可能です。経年による劣化はもちろんのこと、鼻先の軟骨損傷もほとんどないため、長く美しい鼻を保つことができます。
耳から軟骨を取り出す手術ではありますが、耳の裏側や、耳の穴の中を切開するため傷跡は目立ちません。鼻の傷跡については、個人差はあるものの、多くのケースでは1か月ほどでほとんど目立たなくなります。