2020.12.1

美しくなりたいあなたへ ~美人は「鼻」で決まる~

美人の条件とは?

多くの人が気にする「目」は、実は美人の条件ではない?

美容業界には国際美容外科学会(ISAPS)という世界的な団体があります。

この団体が行った調査によると、「顔および頭への手術」のうち、鼻整形を受けた割合目の整形を受けた割合よりもずっと少ないことが分かります。

つまり、美容整形を受けた人数で見ると、目を気にしている方が圧倒的に多い結果になりますね。

「目」は美人の条件ではない?

「目を見て話す」「目は口程に物を言う」

という言葉があるように、コミュニケーションにおいて目は非常に重要なパーツです。



嬉しい時の目、悲しい時の目、怒りに満ちた目など

目にはさまざまな表情があります。

しかし、本当の「美人」は目の形だけで決まるわけではありません。

顔の印象を大きく左右するもの

ぱっちりとした大きな目、切れ長でシュッとした目、目にたくさんの表情がある方…

目から受ける印象は実にさまざまです。



一方で、目だけが美しくても、顔全体のバランスが極端に悪ければ決して美人ではありません。

かといって全てのパーツを美容整形で整えるのはナンセンスです。

費用の問題だけではなく、顔のあちこちにメスを入れることには、多くの方が抵抗を感じることでしょう。

真の美しさを決めるのは「鼻」

真の美しさを決めるのは「鼻」

全てのパーツを整形することなく、顔全体の美しさを際立たせるためにはどうしたらよいのでしょうか?

答えは「鼻」の美容整形です。

メイクでカバーできるパーツ

前述のとおり、目には「力」があります。

さらに、目のサイズや形状、二重幅などはある程度メイクでカバーすることができます。



顔全体の大きさに対して目が小さいのであれば、アイラインを引いたり二重のりを使って二重まぶたを作ったり…

メイクの技術を上げることで、実際よりも大きな目に見せることができるようになります。

また、ハイライトやシェーディング、コンシーラーを駆使することで輪郭や口元の印象を変えることも可能です。

メイクではカバーできないパーツ

では、鼻はどうでしょうか?

鼻はメイクでカバーすることが難しいパーツです。

ノーズシャドウやハイライトを使えば、鼻筋が通ったように見せることはできます。

しかし、正面から見て鼻が美しくても、横から見れば鼻の高さは分かってしまいます。


また、鼻先が丸いだんご鼻、上向きで鼻の穴が見えてしまうブタ鼻など、メイクだけでカバーすることができないのが鼻なのです。

鼻を美しく整える方法

目や口や輪郭はメイクで何とかカバーすることができます。

しかし、鼻の形だけは美容整形を受けない限り、バランスを整えることができません。

言い換えると、鼻さえどうにかなれば「美人顔」を手に入れることは難しくないということになりますね。

整形したことを気付かれない方法

美容整形と聞くと周りにバレそう、変わったことに気付かれたくない

そう思う方も多くいらっしゃいます。



鼻の低さに悩む方は適度に鼻を高く、鼻先が大きい方は適度に小さくする

こうした鼻の強すぎる自己主張をなくしてあげることで、顔全体が自然と整った印象を与えます。



ここで大事なことは「適度な」変化を得る、という点。

鼻の形が大幅に変わってしまえば、鈍感な人でもすぐに気づいてしまいます。

ナチュラルで自然な仕上がりを手に入れるためには、念入りなカウンセリングが必要不可欠ですよ。

美人への近道とは

鼻整形で美人になるためには、鼻の手術を得意とする医師と出会うことが大切です。

目に比べると気にする方が少ないパーツではありますが、顔の中心に位置しており、顔全体のバランスを左右する重要なパーツです。

バランスにおいて重要な鼻にメスを入れるわけですから、医師選びは慎重に行いましょう。

では、どのような医師を選ぶと良いのでしょうか?

腕の良い医師とは?

鼻はとてもデリケートで複雑な構造をしています。

そのため、鼻の形状を美しく整えるためには、他のどの手術よりも指先の器用さと鋭い感覚が求められます。



また、鼻だけが美しくても顔全体のバランスが悪ければ美人とは言えません。

そのため、高い技術力と美的センスを兼ね備えた医師でなければ、美しい鼻を作ることはできません。

中には再手術を要するケースも

残念ながら、術後にトラブルが起こり再手術を行うケースが後を絶ちません。

例えば鼻プロテーゼ。

過去に挿入したプロテーゼが浮き出てきたり変形してしまったり…



国民生活センターには

「美容外科で鼻を高くするというプチ整形を行ったが、やけどのような痕が残った。痕をきれいに治してほしい。」


「以前受けた隆鼻手術で気になる症状が出たので、1年前に再手術を受けた。それ以来、頭痛等の症状が続いている。別の病院で再手術を希望するので、隆鼻手術の2回目の費用を返金してほしい。」


などといった相談が寄せられているそうです。※1

美人は鼻で決まる

「美人は鼻で決まる」というのが僕の持論であり、それを叶えるだけのテクニックに自信を持っています。

美容整形の多くは病気やけがを治すものではありません。

しかし、美しく生まれ変わることは心の健康を取り戻す行為であると僕は確信しています。



逆に手術での失敗はその人の人生を変えてしまうことも。

実際これまで僕が手術を行ったお客様は、容姿のコンプレックスから解放され、生き生きとした毎日を送っています。

理事長 杉崎医師の実績

僕は心臓外科医として数多くの手術を担当した後、美容外科医に転じました。

最初は大手美容外科に所属し、鼻整形をはじめ二重術、豊胸、痩身など、あらゆる部位の手術を担当してきました。



難易度が高いとされる鼻整形に関しては数か月で一通りの技術を習得し、3年目には年間1,000件の手術を担当するようになりました。

この実績にはもちろん、繊細かつ高度な技術を要する心臓外科手術の豊富な経験が役立っています。

だからこそ、自分の手術テクニックには自信があるのです。

まとめ

当院のコラムでは、美人になるための鼻整形、美しい鼻を手に入れるための方法、医療機関や医師選びのポイントなど

真の美しさを手に入れるために必要な情報を分かりやすい表現でお伝えしています。

ひとりでも多くの方に鼻整形の正しい知識をお伝えし、より美しくなることへのお手伝いができれば幸いです。



※1 参照 国民生活センター 相談事例・判例 美容医療サービス
http://www.kokusen.go.jp/soudan_topics/data/biyo.html より

2020.12.1

クレオパトラの鼻は世界を変えた?鼻美人になれるメイクや美容整形について

時代を超えて求められる「クレオパトラの鼻」

パスカルが残した言葉が元となり、

「クレオパトラの鼻」という言葉が

「のちに大きな影響を及ぼすささいな物事のたとえ」として用いられるようになりました。

ほかにも、

「人間は考える葦(あし)である」
「知恵は知識に勝る」


などの名言を残した偉人であり、「パスカルの原理」を発見した数学者でもあるパスカル。

彼が挙げたクレオパトラとはどのような人物だったのでしょうか?

クレオパトラってどんな人?

世界三大美女の1人であるクレオパトラ。

「美」に敏感なみなさんなら、よくご存じのことでしょう。



古代エジプトの女王だったクレオパトラは、取り合いになるほど美しかったといわれています。

彼女を巡ってローマの英雄たちが大きな戦を起こし、世界の歴史を動かしたほど。

まさに「絶世の美女」の代表といえる人物ですね。

クレオパトラの鼻がもう少し低かったら

哲学者のパスカルは、クレオパトラの美しさを「鼻」で表現しました。


もしクレオパトラの鼻が低く小さかったらどうでしょうか?

ローマの英雄たちを虜にすることはなく、人類の歴史は変わっていったことでしょう。


このようにして、パスカルは「鼻の美しさは周りの人間関係にも影響する」ということを説いたのです。

美人画に見る日本人の美基準

昔の日本の美人画を思い出してください。

ふっくらとした頬、涼しげな目元、小さな口元が「美人」の定義であったことが分かります。



一方で、現代における女性の理想は大きな目や小さな顔…

対称的なイメージですね。



しかし、鼻に関しては現代と同じように、筋の通った高い鼻が描かれています。

つまり、鼻筋の通った高い鼻こそ、時代に左右されない美しい顔の第一条件なのです。

老け顔の原因は鼻?

最近は美しさの条件として「若々しさ」を求める方が増えています。

実際、当院でもエイジングケアのためにシミ取り、しわ取り、脂肪吸引などの施術を受ける人は少なくありません。



「少しでも若く見られたい」

と願う女性の多くは肌や髪の色つや、頬や唇の鮮やかさに細心の注意を払います。

高価な化粧品やサプリを積極的に取り入れている方もいることでしょう。



ところが、「年齢」については顔の輪郭に対する鼻のバランスが、見た目の印象に大きな影響を与えることが分かっています。

顔のパーツを比較した実験

女性を悩ませる「老け顔」の原因は鼻だった!

1971年にBradshawとMcKenzieが行った実験では、

目・鼻・口が描かれた16種類の顔のパターンを用いて、どのような印象を受けるのか質問を投げかけました。

すると、輪郭に対して長すぎる鼻は実年齢より上に見られる、ということがわかりました。



つまり、見た目の印象を若々しく保つために、「鼻」は欠かすことのできない要素といえるのです。

「年齢よりも老けて見られることが多い」
「いつまでも若々しくいたい」

こう思っている方は、まずは自分の鼻を観察してみてください。

絶大なメイクの力

絶大なメイクの力

古代エジプト・古代ギリシャ・古代ローマ時代には既に始まっていたとされるメイク。

日本には縄文~古墳時代ごろに入ってきたといわれています。

女性にとってのメイクは古くから自分を魅力的にする効果的な手段であり、その方法も時代とともに変化してきました。

最近のトレンド

最近は「〇〇メイク」とシーズンごとにメイクトレンドが移り変わっています。

「整形メイク」「別人級メイク」「コントゥアリングメイク」

などといった言葉も次々とできていますね。

スキルを磨けば誰でも別人級のメイクを施すことができます。

メイクでごまかせない鼻

ヘアメイクアップアーティストや化粧品販売員にメイク方法について尋ねると、メイクのプロである彼女たちの技術をもってしても

「鼻はメイクではごまかしきれないパーツ」なのだとか。



二重のりやアイテープを使えば二重まぶたを作ることができます。

アートメイクやまつげエクステを行えば眉毛やまつげも自在にアレンジすることができます。



しかし、メイクの力で上向きの鼻を下に向けることはできません。

ハイライトやノーズシャドウを駆使すれば鼻に立体感が出ますが、横から見ると鼻の高さはバレてしまいます。

「鼻」というパーツは、実際に形を変える以外に美しく見せる方法はないのです。

マスクマジック

メイクから少し話はそれますが、医師や看護師の間には「マスクマジック」という言葉があります。

医療スタッフは仕事中マスクをしていることが多く、お互いに「目」から情報を得ています。

いわゆるアイコンタクトですね。



ところが、マスクを外すとイメージしていた顔と全然違う印象を受けることがあります。

「あれ?こんな顔だったの?」
「目はきりっとしているのに鼻はいまいち…」

抱いていたイメージと異なり、がっかりしてしまうことがあります。

鼻美人になる方法

「マスクを外しても美しい」と思わせたいですよね。

むしろ、「マスクがない方がずっと美人だ」と相手に良い印象を与えたいですよね。

そのポイントはやはり「鼻」なのです。

ここではおすすめの鼻整形手術を4種類ご紹介します。

鼻プロテーゼ

鼻整形の中で最も人気があるといっても過言ではない鼻プロテーゼ。

医療用の人工軟骨を鼻筋に挿入することでスッと通った鼻筋を作ります。

当院では安全性の高いI型プロテーゼを使用しており、鼻の形に合わせて加工してから挿入します。

切開を伴う手術ではありますが、鼻の穴の中から施術を行うので、見える部分に傷跡ができない点が魅力です。

鼻尖形成

鼻先の鼻尖部の形を整える鼻尖形成。

元々の軟骨の形や大きさ、理想とする鼻の形によって術式が異なります。

鼻先に高さが出るとEラインが整い、横顔がさらに美しくなりますよ。

鼻翼縮小

小鼻の広がりが気になる方、鼻の穴が目立つ方は鼻翼縮小がおすすめです。

鼻翼縮小術には「内側法」と「外側法」があります。

鼻の穴の大きさや小鼻の厚みによって適した方法が分かれます。

中には内側法と外側法を同時に行った方が良いケースも。

鼻中下降

左右の鼻の穴の間の鼻柱を下に伸ばす鼻柱下降術。

ACRの整った美しい鼻を目指している人におすすめの施術です。

「ACR」とは左右の小鼻と鼻柱を結んだ線のこと。

上向きの三角形ではなく下向きの三角形だと美しいといわれています。

まとめ

絶世の美女と称されるクレオパトラ。

もしクレオパトラの鼻が低かったら、歴史は大きく変わっていたかもしれません。

今回はクレオパトラの鼻をもとに、美しい鼻の条件、鼻美人になる方法についてお話しました。



鼻は美人度を決める重要なパーツです。

少しでも「美しくなりたい」と思っている方は鼻整形を検討してみてはいかがでしょうか?

2020.12.1

鼻の形で見た目の印象は左右される!12の鼻タイプをご紹介!

それぞれの鼻の形

  • 大きい鼻
    【大きい鼻】顔の大きさに比べて横幅、長さ、高さのある大きな鼻です。
    このタイプの鼻は男性的な印象を与えます。
    そのため、鼻が大きすぎる女性は自己主張が強いタイプと思われがち。
    ただし、目が大きくぱっちりしていると鼻の大きさは目立ちません。
    凛々しく自立した女性に見えることもあります。
  • 長い鼻
    【長い鼻】鼻の付け根から鼻先が長いタイプ。
    「形はきれいなのに」という鼻です。
    鼻の長さが長いと、実年齢よりも年上にみられる傾向があります。
  • ワシ鼻(魔女鼻)
    【ワシ鼻(魔女鼻)】鳥のワシのくちばしのように、鼻筋が弓なりに曲がっている鼻をワシ鼻と呼びます。
    さらに先端が尖っていると「魔女鼻」と呼ばれることも。
    このタイプの鼻は意地悪そうに見られがち。
    あまり良い印象を持たれることはありません。
    しかし、日本人の優しい目や口と「ややワシ鼻」という組み合わせは美人に見えることが多々あります。
  • ローマ鼻
    【ローマ鼻】左右の目頭の間がくぼみ、すぐ下から直線的に高さが増していく鼻。
    「鼻筋が通った」と表現されます。
    このタイプの鼻は、人を牽引するような統率力があるような印象を与えます。
  • ギリシャ鼻
    【ギリシャ鼻】額から鼻先まで窪むことなく高さが増していく鼻の形。
    古代ギリシアの彫刻でよく見られる、迫力のある鼻ですね。
    このタイプの鼻は、西洋人でもなかなか見かけなくなりましたが、日本人でもおでこと眉間の高さが同じ人がいます。
    中には、やり過ぎた美容整形によるもの、という人もいるようです。
  • 小さい鼻
    【小さい鼻】顔の大きさに比べて幅が狭く短い鼻です。
    このタイプの鼻は、実年齢よりも下に見られがち。
    幼い印象を与えることがあります。
  • 低い鼻
    【低い鼻】鼻全体の高さがない、低い鼻。
    顔全体が平面的に見え、地味な印象を与えることがあります。
    しかし、くっきりした二重やぷっくりと膨らんだ唇を併せ持っていると、顔全体のバランスが良く見えることがあります。
  • 団子鼻
    【団子鼻】鼻先や小鼻が丸い団子鼻。
    横から見たシルエットが丸みを帯びています。
    日本人に非常に多く、親しみを感じやすい一方で知的な印象が薄い鼻の形といえますね。
  • ニンニク鼻
    【ニンニク鼻】鼻の先端が大きく丸みを帯びています。
    さらに、小鼻が膨らんでいることからニンニク鼻と呼ばれます。
    笑うと小鼻がさらに横に広がるため、笑顔になると顔全体のバランスが崩れてしまうことも。
  • ブタ鼻
    【ブタ鼻】短い鼻筋と上向きの鼻先が特徴のブタ鼻。
    鼻先が上を向いていることで鼻の穴が目立ってしまいます。
    なかには、団子鼻と合体しているケースも。
    鼻の穴が見えることで、コミカルな印象を与えます。
  • 鼻の穴が見える
    【鼻の穴が見える】ブタ鼻とまではいきませんが、鼻先が短いことで鼻の穴が見えてしまうことがあります。
    このタイプの鼻は、他のどのパーツが整っていても鼻の穴が丸見えですから印象に残りやすい顔立ちといえますね。
    顔全体のバランスがよければ、鼻の穴が見えることも魅力の一つとなるケースもありますよ。
  • 曲がった鼻
    【曲がった鼻】鼻筋が曲がっている、いわゆる「斜鼻」
    生まれつきの骨格が原因である場合と、事故や怪我などの外傷が原因で鼻が曲がってしまう場合があります。
    いずれにせよ、顔の中心に歪みができているため、落ち着かない印象を与えてしまうことがあります。

鼻美人は性格美人?

今回ご紹介した顔の印象と、本人の性格が一致するとは限りません。

しかし、鼻の形が判断材料となり、その人のイメージを作り上げてしまうことは多々あります。

美容整形に抵抗が少ない韓国では、印象を変えるためにまず鼻整形を受ける方も少なくありません。

日本でも、鼻整形を機に人生が好転したケースはたくさんあります。

実際のエピソード

・就職活動がうまくいかずに悩んでいたが、鼻の形を変えたら見事に合格した
・60歳を過ぎて結婚相手が見つかった


これは、鼻の形が変わったことで相手に与える印象が大きく変わったことが要因かもしれません。

しかし、それだけではありません。

自身の性格にも良い意味での変化が起き、より魅力的な女性になれたのではないでしょうか?

コンプレックスを解消すると

メイクやファッションで自分の気持ちを高めて過ごしていても、入浴後には素の自分に戻りますよね。

見た目のコンプレックスを目の当たりにする瞬間です。

「ブタ鼻がもう少し下向きだったら…」
「もう少し鼻が高かったら…」

こう思って過ごしている限り、自分に自信を持つことはないでしょう。

日々ストレスを抱えて暮らすのであれば、コンプレックスをすっきり解消してしまった方が、精神的にも良い結果を得られるはずです。

2020.12.1

美しく見える鼻は人それぞれ!顔全体のバランスで似合う鼻が決まる?

理想の鼻が美しい鼻とは限らない

可愛い女優さんや綺麗なモデルさんの鼻は、美しい顔を引き立てる美しい鼻ですよね。

鼻の形や高さにコンプレックスを抱える女性にとっては憧れの鼻の形なのでしょう。

しかし、その理想の鼻が、お客様にとって必ずしも最適な鼻とは限りません。



顔立ちは人によって違います。

そのため、理想の鼻の形が自分には似合わない、という可能性も十分に考えられます。

美しい鼻とは?

「美しい鼻」を手に入れたいと考えているお客様は、

理想の「鼻の形」にしかフォーカスが当たっていないことがほとんど。

「高い鼻が欲しい」
「小鼻を小さくしたい」


鼻に関する要望はさまざまです。

もちろん美容外科医がお客様の希望通りに施術を行うことは可能です。

しかし、本当にそれだけで良いのでしょうか?

顔全体のバランスが大事

美容外科医がお客様の要望にお応えすることはとても大事なこと。

しかし、お客様に心の底から笑顔になってもらうためには、顔全体のバランスから美しいと思える鼻を作り出す必要があると考えています。

必ずしも「お客様が望む鼻」=「美しい鼻」ではない

ということを知っていただきたいのです。

美しい鼻の第一条件

「顔を美しく見せてくれる鼻の形」

これが、美しい鼻の第一条件ではないでしょうか?

目・口・あご・フェイスラインなど、他のパーツとのバランスは非常に重要です。

鼻だけが目立つことなく、顔全体のバランスが取れていることこそがその人にとって一番美しいかたちなのです。

美しい鼻の黄金比

美しい鼻となる黄金比

人が美しいと感じる比率である「黄金比」。

これは、脳が無意識のうちに美しいと感じるバランスのことで、歴史的建造物や美術品、絵画などにも用いられています。

「黄金比」は基本的に1.618:1のバランスを繰り返しています。

これは顔のパーツにも当てはまり、美しい鼻となる黄金比が存在しています。

世界的に見た日本人の鼻

鼻の世界比率

国際美容外科学会(ISAPS)が行った調査によると、日本人は鼻よりも目の整形を受ける割合が多いことがわかります。

しかし、世界的にみると欧米よりも日本や韓国の方が鼻整形を受ける割合が高いのです。

特に韓国は日本のほぼ2倍ともいわれています。

日本人の鼻の特徴

欧米人や西洋人と骨格が違うアジア人は、鼻全体が低い、鼻先が丸い、鼻が小さいといった傾向があります。

だからといって日本人の顔に欧米人の鼻を取り付けても違和感がありますよね。

整形したことがすぐに分かってしまうような極端な鼻は美しい鼻とは言えません。

顔全体の雰囲気や配置に合った鼻でなければ、本当の美しさを引き出すことはできないのです。

美しい鼻を手に入れるために

ご紹介したように、「理想とする鼻」=「美しい鼻」とは限りません。

一般的に美人だといわれている女性を比べてみても、鼻の形状や大きさは全員異なります。

このことからも、顔全体のバランスが大事ということが分かりますね。

他のパーツとのバランスを考えた鼻こそが、その人にとって自然で美しい鼻といえるのです。

まずはカウンセリング

鼻にコンプレックスがある方は、まずは医師やカウンセラーとじっくり話してみてください。

美容整形で鼻をどのように変えれば顔全体が美しく見えるのか?

理想としている鼻の形が本当に自分に合っているのか…?

カウンセリングを受けて、自分らしい美しい鼻を見つけてみませんか?

3Dシミュレーション

当院では「ベクトラ3Dシミュレーション」を使ったカウンセリングを行っております。

まずはお客様の理想を伺い、ドクターが黄金比をもとに術後のイメージを作成します。

もう少し鼻を高くしたい、小鼻を小さくしたいといった微調整を行いながらすり合わせていきます。



ベクトラ3Dシミュレーションではご自身の顔をもとに3D画像を作成します。

3D画像を使って美容整形のシミュレーションを行うため、お客様とドクター間での施術後のイメージギャップが解消できます。

まとめ

今回は「理想の鼻」「本当に美しい鼻」についてお話しました。

女優の〇〇さんの鼻になりたい、と思っていても実際にその鼻が自分の顔に合うとは限りません。




自分に合った美しい鼻を知るためには、まずは鏡で自分の鼻や顔全体のバランスを知ることが大切です。

顔の黄金比に対してどの部分がどれくらい足りないのか・はみ出ているのかを研究してみましょう。

顔全体のバランスを知ることで自分に合った美容整形が見つかるはずです。

2020.12.1

美鼻の条件はこんなにある!その1

美鼻への近道

顔全体のバランスをもとに、自分の顔に合う鼻をイメージすることが重要です。

ただ鼻が高ければいい、小鼻が小さければいい、というものではありません。

全体を見たときにバランスの良い鼻の大きさや幅、位置を決めていくことが美鼻への近道といえるでしょう。

美しい鼻の黄金比

似合う鼻は人それぞれ。

では、その人に合う美鼻は、どのように判断すればよいのでしょうか?

その答えは「黄金比」にあります。



黄金比とは多くの人が無意識のうちに「美しい」と感じる比率のこと。

歴史的建築物や絵画にも用いられている比率ですね。

今回は12の美鼻の条件のうち、6つをご紹介します。

◆美鼻の条件①

顔の黄金比

【額:鼻:顎=1:1:1】
・髪の生え際から眉間までの「額」
・眉間から鼻先までの「鼻」
・鼻下から顎の先までの「顎」


それぞれの比率が1:1:1であることが1つ目の条件です。

日本人は欧米人と比べるとあごが短く、鼻の長さが目立ちやすい傾向があります。



だからといって、その鼻を単純に短くすればよいというものでもありません。

仮に、鼻先の軟骨を削って鼻を短くした場合、ブタ鼻のような形になってしまいます。

気になる部分だけを見るのではなく、顔全体を見てバランスの良い鼻にしてあげることが大切なのです。

◆美鼻の条件②

顔の黄金比

【目の幅と鼻の幅は同じ】
・目と目の間の距離
・左の小鼻から右の小鼻までの距離
・顔を縦に5等分した線の間に目と鼻が収まっている


それぞれの幅がほぼ同じ比率であることが2つ目の条件です。

2~3mm狭い場合も美しいとされています。

横に膨らんだ団子鼻やニンニク鼻、平たく幅の広い鼻などは黄金比のラインからはみ出ます。

鼻の幅が目の幅よりも広いと、女性的な印象から遠ざかり、間抜けな印象を与えてしまいます。

◆美鼻の条件③

【鼻の幅は口の幅の3分の2】
・左右の小鼻を結んだ距離
・口の両端を結んだ距離


小鼻が小さければ小さいほど可愛い

と考える方は多いですが、口とのバランスによってはちぐはぐな印象を与えてしまいます。



鼻が小さすぎると口が大きく見えてしまい上品さに欠けます。

反対に鼻が大きすぎると唇が目立たず、女性らしさが失われた顔つきになってしまいます。

◆美鼻の条件④

ACR

【鼻先の位置は小鼻の端と同じか少し下】
・ACRが整っている
・ACRが逆三角形

左右の小鼻と鼻先(鼻柱)を結んだ線を「ACR」と呼びます。

ACRが整っていると小鼻と鼻柱を結んだ線が下向きの三角形を描きます。



鼻先が小鼻よりも上にあるとブタ鼻に見えてしまいます。

美容整形ではこうした細かい部分のバランス調整も可能です。

ささいなことかもしれませんが、細かい位置関係も美鼻の条件にあげられます。

◆美鼻の条件⑤

【鼻先から下唇:下唇から顎=1:1】
・人中の長さ
・あごの長さ

綺麗な女性を前にして表情が緩んでしまうことを「鼻の下が伸びる」と表現しますよね。

これは気が緩んだり緊張が解けた時に、顔の筋肉が全体的に緩むことを表しています。

鼻の下が長い顔立ちの人は緊張感がない印象を与えてしまいます。

シャープな印象に変えるためには、鼻先から下唇・下唇から顎の長さを揃える必要があります。

◆美鼻の条件⑥

【鼻のつけ根は上まぶたと同じライン】
・鼻根部の高さ
・まぶたの高さ

眉間の下に位置する鼻の付け根の位置が7番目の条件です。

正面から見て、鼻の付け根が上まぶたと同じ高さであることが理想的です。

もし鼻の付け根が上まぶたよりも高い位置にあると、眉間が狭くなり怒っているような印象になります。

反対に、鼻の付け根が上まぶたよりも低い位置にあると、鼻が短く見えるので幼い印象を与えてしまいます。

まとめ

今回は美鼻の条件を6つご紹介しました。

後編では残りの6つをご紹介しているので是非ご覧ください。

美しい鼻を手に入れるためには、鼻以外のパーツとの位置関係、比率が重要であることがわかりました。



鼻の大きさや鼻の形にばかり気を取られていると、顔の印象を左右する顔のバランスが崩れてしまいます。

まずは鏡をもって自分の顔を観察してみてください。

自分の顔のバランスを知るところからスタートしてみましょう。

2020.12.1

美鼻の条件はこんなにある!その2

美鼻の条件は「形」と「位置」

美鼻を実現するにあたり、注目すべきは「鼻の形」と「ポジション(位置)」です。

しかし、一般的に鼻の形は意識しているものの、鼻の位置までもが美しさに影響するとは思われていないようです。



顔は立体的な造形をしています。

そのため、正面からの美を追及するだけではなく、横から見ても美しい鼻にすることを考えていきましょう。

横顔を左右する「Eライン」

Eライン

鼻先→あご先を結んだラインを「Eライン」と呼びます。

Eライン内に口が収まっていること、角度が倒れすぎていないことが美しい横顔のポイントです。

では前回の続き、美鼻の条件6~11を順番に見ていきましょう。

◆美鼻の条件⑦

【鼻筋がまっすぐ】
・鼻のつけ根と鼻先を結んだラインが直線
・ほんの少しくぼみを描いた「ノ」の字

横から見たときに直線を描くようなまっすぐな鼻筋が一般的に美しいといわれています。

もしくは、ノの字のように少し窪んでいる鼻筋が理想です。

鼻筋にハンプ(コブ)があるとワシ鼻に近づき、性格がきつそうに見えてしまいます。

◆美鼻の条件⑧

美鼻の条件

【鼻先と上唇、鼻の下をつなぐと直角三角形になる】
・鼻先→上唇→鼻の下
・結んだラインが直角三角形

9つ目の条件は、横顔に直角三角形ができることです。

これは美鼻の条件だけではなく、横顔美人の条件でもあります。

鼻先・鼻の下・上唇を結んだ線が90度であることが望ましく、これ以上狭くなるとワシ鼻や魔女鼻に近づきます。

90度以上に開いていると鼻先が上を向いたアップノーズやブタ鼻に近づきます。

◆美鼻の条件⑨

【小鼻はめくれ上がらず、垂れ下がらず】
・鼻の穴が見えない
・小鼻で鼻の穴が隠れすぎない

10番目の条件は小鼻の形です。

美鼻といえる小鼻は小さめでめくれあがっていないことがポイントです。



例えば、団子鼻の場合小鼻が上向きにめくれあがっていることが多く、横から見ると鼻の穴が目立ちます。

正面から見ると鼻先が大きいため気付きにくいのですが、よく見ると鼻の穴が見えている状態になってしまいます。



反対に、小鼻の縁が垂れ下がっていると鼻の穴が見えにくくなります。

この場合は暗い印象を与えてしまいます。

◆美鼻の条件⑩

【鼻の高さは33度】
・眉間からあご先のライン
・目頭から鼻先を結ぶライン
・交差する角度が30~35度

10番目の条件は鼻の高さです。

「外国人のようなツンと上向きの高い鼻が欲しい」

そんな願いはありませんか?

実際、世界的に見ても日本人は鼻が低い傾向にあり、鼻が低いことに悩む方は非常に多くいらっしゃいます。



鼻が低いと、地味な印象を受けますし、派手なメイクを施してもぼんやりとした雰囲気を与えがち。

だからといって日本人の骨格のまま鼻だけを高くしてしまうと、冷たい印象を与えることになります。

横から見たときに、眉間からあご先にかけての縦線と、眉間から鼻先に伸びた斜めの線が30~35度の角度で交わっていると美しいといわれています。

◆美鼻の条件⑪

鼻を下から見るときの形も、美鼻の条件

【下から見ると正三角形】
・鼻の形が正三角形に収まる
・上部の幅が三角形の3分の1程度

最後の条件は、鼻を下から見たときの形です。

鼻先と小鼻を結んでできる形が正三角形であることが理想とされています。

できた形が二等辺三角形の場合、鼻が高すぎるか低すぎる可能性があります。

(例)
A:最も美しい鼻の形。正三角形内にきれいに収まっています。
B:少しいびつ。団子鼻や小鼻が広がっているタイプ。
C:鼻全体が大きいタイプ。
D:鼻の形は良いが、鼻が高すぎる。鼻の穴も大きく見える。


このように、鼻を下から見た時の形状も、美鼻の条件に含まれます。

おわりに

前編・後編を通して合計11種類の美鼻の条件をご紹介しました。

ほとんどの条件を満たしていない方にとっては「それだけ手術が必要になってしまうのか…?」と不安になってしまうことでしょう。



しかし、条件の数だけ手術が必要になるとは限りません。

重要なのは、顔全体のバランスを考えながらその人に合った鼻を実現すること。

美鼻になるために、必ずしもすべての条件を満たす必要はありません。

高いスキルを持つ医師が担当すれば、複数の術式を組み合わせて一度で美鼻に近づけることも可能です。



また、整い過ぎた鼻はかえって不自然な印象を与えてしまうことも。

「美容整形受けた?」と気付かれるのではなく、「メイク変えた?」「何かいいことあった?」

印象の変化に気付いてもらえるような、自然な仕上がりが重要なのではないでしょうか?