2020.12.1

VOL1美しくなりたいアナタへ~美人は「鼻」で決まる~

多くの人が気にする「目」は、実は美人の条件ではない?

例えば、国際美容外科学会(ISAPS)という、美容外科の世界的な団体があります。ここが行っている調査によると、日本の場合「顔および頭への手術」のうち、鼻整形を受けた人は「目」の手術を受けた人よりもずっと少ないことが分かります。

多くの人が気にする「目」は、実は美人の条件ではない?

もちろん、「目を見て話す」というように、人とのコミュニケーションにおいて、「目」は重要なパーツです。うれしい時の目、悲しい時の目、怒りに満ちた時の目など、「目」にはさまざまな表情があります。
しかし、本当の「美人」は、目の形だけで決まるわけではありません。顔の印象を大きく左右するのは、顔全体のバランスです。パッチリとした大きな目で美人に見える人や、切れ長の目で美人に見える人、目にたくさんの表情を持った人など、「目」から受ける印象は実にさまざまです。一方で、「目」というパーツだけが美しくても、全体のバランスが極端に悪ければ、決して「美人」とは言えないのです。
かといって、顔のパーツすべてを美容整形で整えるのはナンセンスです。費用の問題だけではなく、顔のあちこちにメスを入れることには、多くの人が抵抗を感じるでしょう。

真の美しさは、「鼻」で決まる

では、最低限の手間と費用でグッと顔全体の美しさが際立つ方法はないのでしょうか。実はそれが「鼻」の美容整形なのです。
前述の通り、「目」には力があります。しかし目のサイズや形状は、ある程度のメイクなどでカバーすることができるのです。顔全体の大きさに対して「目が小さい」と感じるならば、アイラインを入れたりアイプチなどで二重にすることで、実際よりも「大きな目」に見せることが出来ます。
また、口元の輪郭もメイクでカバーしやすいパーツです。

しかし「鼻」はどうでしょうか。
「鼻」は、メイクでカバーすることが難しいパーツです。例えば、ノーズシャドーなどを使い、正面から見て「鼻筋が通ったようなメイク」をしても、横から見れば鼻の高さは分かってしまいますよね。また、先端部分が丸くなるいわゆる「団子鼻」、上向きで鼻の穴が正面から見えてしまう「ブタ鼻」など、メイクだけではどうにもならないのが「鼻」なのです。
つまり、鼻の形だけは整形をしない限り、美しいバランスを整えることができません。でも逆に考えれば、鼻さえどうにかなれば「美人顔」を手に入れることは、そう難しくないのです。

整形したことを周囲に気づかれたくない──そう考える方もいるでしょう。
しかし、鼻の低い人は適度に高く、鼻先が大きい人は適度に小さくする、こうした「鼻の強すぎる自己主張」を無くしてあげる方が、自然と顔全体が整った印象を与えますから、周囲からは自然に受け入れてもらえるでしょう。
大事なのは「適度に」という点です。鼻の形が全く変わってしまうような場合は、やはり周りの人も気付きます。これを避けるために必要なのが、術前の念入りなカウンセリングなのです。

美人への近道は「鼻の手術」が得意な医師に出会うこと

それからもう一つ、「鼻整形」で美人になるために大事なことは、「鼻の手術を得意とする医師に出会うこと」です。
前述の通り、「鼻」は目立ちにくいパーツではありますが、顔の中心にあり、顔全体のバランスを左右する、一つしかない大切なパーツです。ここにメスを入れるわけですから、医師選びはぜひ慎重になってください。
鼻の形状を美しく整えるには、他のパーツの手術よりもずっと、指先の器用さと鋭い感覚が必要です。高い技術力と美的センスがある医師でなければ、美しい鼻を作ることはできません。鼻の形だけが美しくても、顔全体のバランスが悪ければ、美人とは言えないのです。
ところが現実的には、手術の際に使用したプロテーゼ(人工軟骨)が浮き出たり変形したりして、再手術を要するケースが後を絶ちません。例えば ※1 国民生活センターには「美容外科で鼻を高くするというプチ整形を行ったが、やけどのような痕が残った。痕をきれいに治してほしい。」や、「以前受けた隆鼻手術で気になる症状が出たので、1年前に再手術を受けた。それ以来、頭痛等の症状が続いている。別の病院で再手術を希望するので、隆鼻手術の2回目の費用を返金してほしい。」などといった相談が寄せられているそうです。

自信があるからこそお勧めしたい、鼻整形

当コラムのタイトルにある通り、「美人は鼻で決まる」というのが僕の持論であり、それを叶えるだけのテクニックに自信を持っています。
僕は、心臓外科医として数多くの手術を担当した後、美容外科医に転じました。最初は大手美容外科クリニックに所属し、鼻の整形をはじめ、二重や豊胸、痩身など、あらゆる部位の手術を担当してきました。難易度が高いとされる鼻手術については、数カ月で一通りの技術を習得し、3年を経過するころには年間で約1,000件の手術を担当するようになりました。
この実績にはもちろん、繊細かつ高度な技術を要する「心臓外科手術の豊富な経験」が役立っています。だからこそ、自分の手術テクニックには自信があるのです。その後、2016年に独立して以来、鼻整形だけで毎月100件以上の手術を行っていますが、今まで失敗したケースはありません。
当コラムでは、僕のこれまでの経験をもとに、美人になるための鼻整形の重要性、美しい鼻を手に入れるための手術方法、手術を受ける際の医療機関や医師選びのポイントなど、「真の美しさ」を手に入れるために必要な情報を、分かりやすい表現でお伝えしていきたいと思います。
美容整形手術の多くは、ほかの手術のように、病気やケガを治すものではありません。しかし、美しく生まれ変わることは心の健康を取り戻す行為であると、僕は確信していますし、逆に「手術での失敗」はその人の人生を変えてしまうこともあります。
実際、これまで僕が手術を行った多くの女性は、容姿のコンプレックスから解放され、いきいきとした毎日を送っています。当コラムによって、一人でも多くの女性に「鼻整形の正しい知識」をお伝えし、より美しくなることへのお手伝いができれば、と考えています。

※1 ソース元 国民生活センター 相談事例・判例 美容医療サービス

http://www.kokusen.go.jp/soudan_topics/data/biyo.html より。

実際に相談された内容のようです。

2020.12.1

VOL2クレオパトラの鼻は世界を変えた?

時代を超えて求められる「クレオパトラの鼻」

さて、パスカルが挙げたクレオパトラという人物。彼女のことは「美」に敏感な皆さんなら、良くご存知でしょう。クレオパトラは、誰もが知っている古代エジプトの女王。彼女を巡ってローマの英雄たちが大きな戦を起こし、世界の歴史を動かしました。まさに「絶世の美女」の代表といえる人物です。
哲学者のパスカルは、クレオパトラの美しさを、「鼻」で表現してこの名言を残しました。目や唇など、他のパーツではなく、あくまでも「鼻」です。もし、クレオパトラの鼻が、低い小さな鼻や、いわゆる団子鼻だったら、ローマの英雄たちを虜にすることはなく、人類の歴史は違うものになっていたでしょう。それほど「鼻の美しさは周りの人間関係にも影響する」ということを説いたのです。
これまで美容外科医として多くの「鼻」を見てきた私は、この名言に全面的に賛同するだけではなく、「顔の美しさを決める最も重要なパーツは鼻である」と断言したいほどです。
たとえば、昔の日本の美人画などを見ると、ふっくらとした頬や涼しげな目元、小さな口元などが「美人」の定義であったことが分かります。現代の多くの女性が望む大きな目や小さな顔とは対照的なイメージです。しかし鼻に関しては、現代と同じスッと筋の通った高い鼻が多くの美人画で描かれています。つまり、高く筋の通った鼻こそ、時代に左右されない「美しい顔」の第一条件なのです。

女性を悩ませる「老け顔」の原因は鼻だった!

女性を悩ませる「老け顔」の原因は鼻だった!

最近では、美しさの条件として「若々しさ」を求める人が増えています。実際、私のクリニックでもアンチエイジングのためにと、美肌(シミ・シワ取り)や脂肪吸引などの施術を受ける人は後を絶ちません。
「少しでも若く見られたい」という願望を持つ女性の多くは、肌や髪の毛の色艶、頬や唇の鮮やかさに細心の注意を払います。高価な化粧品や、美肌効果を謳う食品・サプリを食事に取り入れています。

ところが「年齢」については、顔の輪郭に対する鼻のバランスも、見た目の印象に大きな影響を与えることが分かっています。例えば、1971年にBradshawとMcKenzieが行った実験では、目、鼻、口が描かれた16種類の顔のパターンを用いて、どの様な印象を受けるのか、質問を投げかけました。結果的に、輪郭に対して長過ぎる鼻は、実際の年齢より年上に見せてしまう、ということが分かりました。
つまり、見た目の年齢を若々しく保ちたいなら、「鼻」は欠かすことのできない要素の一つと言えるのです。「年齢より老けて見られる」「若々しさを保ちたい」と思っている人は、まず、自分の鼻をじっくり観察してみてください。

鼻の欠点はメイクでは隠しきれない

女性にとっての「メイク」は、古くから女性の顔を魅力的にする効果的な手段であり、その方法も時代とともに変化します。最近は、テレビやインターネットで「整形メイク」が注目を集めていますが、技術によっては顔の印象を別人のように変えることができます。
例えば、顔にコンプレックスを抱えた方の多くは、厚塗りのメイクをして当院へ来院します。こういった現実を見ると、やはり女性にとって「メイク」は、自分を美しく見せるために欠かせないものなのだと実感します。 ところが、ヘアメイクアーティストや化粧品販売員に、メイク方法についての話を聞くと、「メイク」のプロである彼女たちの技術をもってしても、鼻は「メイクではごまかしきれないパーツ」なのだそうです。前回のコラムでも述べましたが、上向きの鼻の穴をメイクで下向きにするのは不可能です。ノーズシャドーで鼻筋が通った高い鼻に見せても、横顔で鼻の低さはバレてしまいます。「鼻」は、実際に形を変える以外、美しく見せる方法はないのです。

ところで、「メイク」から少し話はそれますが、医師や看護師の間には「マスクマジック」という言葉があります。医療スタッフは仕事中、マスクをしていることが多く、お互いに「目」からの情報を投げかけています。いわゆる「アイコンタクト」というものです。また、特に手術中など、真剣に仕事に取り組んでいるときの目は、とても輝いて見えますから、目の印象から顔全体のイメージができあがってしまうことがあります。
ところがマスクを外すと、イメージしていた顔と全く違う印象を受けることがあります。「あれ、こんな顔だったの?」「目はキリッとしているのに、鼻はイマイチ」など、がっかりしてしまうケースがあります。これが「マスクマジック」なのです。

最後に

みなさんも、何かの折にマスクをすることはあるでしょう。せっかくマスクマジックで「きれいな女性」と思わせたなら、マスクを外しても「やっぱり美しい」「マスクがないほうがずっと美人だ」と、相手に良い印象を与えたいですよね。そのポイントはやはり「鼻」なのです。

2020.12.1

VOL3鼻の形で見た目の印象は左右される

それぞれの鼻の形

  • 大きい鼻
    【大きい鼻】顔の大きさに比べて、横幅や縦の長さ、高さのある大きな鼻です。
    このタイプの鼻は、男性的な印象を与えますので、鼻が大き過ぎる女性は「自己主張が強い性格」などの印象を持たれがちです。
    ただし、目が大きくパッチリしていると、鼻の大きさはそれほど目立たず、凛々しく自立した女性に見えることもあります。
  • 長い鼻
    【長い鼻】鼻のつけ根から鼻先までが長い鼻で、「形はきれいなのに、長さだけが気になる」という鼻です。
    このタイプの鼻は、前回の当コラムでもお伝えした通り、「実年齢より年上に見られる」という傾向があります。
  • ワシ鼻(魔女鼻)
    【ワシ鼻(魔女鼻)】ワシのくちばしのように、鼻筋が弓なりに曲がり、先端が尖っている鼻です。欧米では「魔女鼻」と呼ばれることがあります。
    このタイプの鼻は、意地悪に見られがち。あまり良い印象を持たれません。しかし、日本人の優しい目や口と「ややワシ鼻」という組み合わせは、美人に見えることが多々あります。
  • ローマ鼻
    【ローマ鼻】目頭と目頭の間がくぼみ、その下は直線的に高さが増していく鼻です。「鼻筋が通った」と表現されます。 このタイプの鼻は、人を牽引するような統率力があるという印象を与えます。
  • ギリシャ鼻
    【ギリシャ鼻】額部分から鼻先まで、くぼまずに高さが増していく形で、古代ギリシャの彫刻でよく見られる、迫力のある鼻です。
    このタイプの鼻は、西洋人でもあまり見かけなくなりましたが、日本人にも、おでこと目の間の高さが同じになっている人がいます。中には、やり過ぎた鼻の美容整形手術によるもの、という人もいるようです。
  • 小さい鼻
    【小さい鼻】顔の大きさに比べて幅や長さが短い鼻です。
    このタイプの鼻は、年齢よりも下に見られがちで、幼い印象を与えることがあります。
  • 低い鼻
    【低い鼻】鼻全体の高さがない、低い鼻。
    このタイプの鼻は、顔全体が平面的に見え、地味な印象を与えることがあります。しかし、くっきりした二重やぷっくりと膨らんだ唇を併せ持っていると、顔全体ではバランス良く見えることがあります。
  • 団子鼻
    【団子鼻】鼻先や小鼻が丸く膨らんでいる鼻です。横から見ると鼻先のシルエットが丸く尖っていないのが特徴で、日本人にとても多い形です。
    このタイプの鼻は、親しみを感じやすいのですが、一方で「知的な印象」が薄くなりがちです。
  • ニンニク鼻
    【ニンニク鼻】鼻の先端が丸く大きく小鼻が横に膨らんでいる鼻です。 このタイプの鼻は、笑うと小鼻がさらに横に広がりますので、笑顔になると顔全体のバランスが崩れて見えてしまうことがあります。
  • ブタ鼻
    【ブタ鼻】鼻筋が短く、上向きで鼻の穴が目立つ鼻です。鼻の先端が丸く、団子鼻とブタ鼻が合体しているケースが多いようです。
    このタイプの鼻は、鼻の穴が見えるため、コミカルな印象を与えがちです。
  • 鼻の穴が見える
    【鼻の穴が見える】ブタ鼻とまではいかないけれど、鼻先が短いために鼻の穴が見えてしまう鼻です。
    このタイプの鼻は、他のパーツがどれだけ整っていても、鼻の穴が丸見えですから、印象に残りやすい顔立ちだと言えます。一方で、顔全体のバランスが良ければ、鼻の穴が見えることも魅力の一つになるケースもあります。
  • 鼻の穴が見える
    【鼻の穴が見える】ブタ鼻とまではいかないけれど、鼻先が短いために鼻の穴が見えてしまう鼻です。
    このタイプの鼻は、他のパーツがどれだけ整っていても、鼻の穴が丸見えですから、印象に残りやすい顔立ちだと言えます。一方で、顔全体のバランスが良ければ、鼻の穴が見えることも魅力の一つになるケースもあります。
  • 曲がった鼻
    【曲がった鼻】鼻筋が曲がっている鼻です。ケガなどが原因のこともありますが、生まれつき鼻の骨格が曲がっている人もいます。
    このタイプの鼻は、顔の中心に「ゆがみ」ができるため、落ち着かない印象を与えてしまうことがあります。

鼻美人は性格美人?

もちろん、顔の印象と本人の性格とが一致するとは限りません。しかし鼻の形が判断材料となり、その人のイメージを作り上げてしまうことが多々あります。
美容整形手術に対して抵抗が少ない韓国などでは、印象を変えるために「まずは鼻の形を変える」という人も少なくありません。実際、私の患者さんでも

● 就職活動がうまくいかず悩んでいたのに、鼻の形を変えたら見事に合格した
● 60歳を過ぎて結婚相手が見つかった というエピソードをもつ女性がいます。

これは、鼻の形が変わったことで相手に与える印象が大きく変わったことが要因かもしれません。しかしそれだけではなく、自身の性格にも良い意味での「変化」が起き、より魅力的な女性になれたのではないでしょうか。

たとえ、ファッションやメイクで自分の気持ちを高めて1日を過ごしても、入浴後には「素の自分」になりますね。見た目のコンプレックスを目の当たりにする瞬間です。
「このブタ鼻がもう少し普通の形だったら……」と思いながら過ごしている限り、自分に自信を持つことはできないでしょう。
そうして、日々ストレスを抱えて暮らすのであれば、コンプレックスをスッキリ解消してしまったほうが、精神的にも良い結果を得られるはずです

2020.12.1

VOL4全体のバランスは大事!人それぞれに美しい鼻は違う

理想の鼻が美しい鼻とは限らない

僕もカウンセリングの際、理想の鼻の形や理想とする鼻を持つ有名人を、例として上げてもらうことがあります。しかし、それらの理想の「鼻」が、その患者さんにとって必ずしも美しくなるための「鼻」とは限りません。
顔立ちは人によって違うため、「理想とする鼻の形」が、自分には似合わないという可能性も十分に考えられます。このことは、患者さんに十分理解してもらった上で、その患者さんにあった鼻について相談していくようにしています。

顔のパーツとバランスが取れている鼻が美しい

「美しい鼻を手に入れたい」と考えている患者さんの多くは、「理想の鼻の形」にしかフォーカスが当たっていないことがほとんどです。「高い鼻が欲しい」「小鼻を小さくしたい」など、要望は様々です。
もちろん、僕は美容外科医ですから、患者さんの希望通りに高さを出したり、小鼻を小さくすることはできます。でも本当にそれだけで良いのでしょうか。
僕は、患者さんの希望にお応えすることも大事ですが、何よりも手術をして笑顔になっていただくためには、患者さんの顔全体のバランスから「美しいと思える鼻」を作り出していく必要があると考えています。必ずしも「患者さんが望む鼻=美しい鼻」ではないことを知っていただきたいのです。
美しい鼻の条件として第一に挙げるなら「顔を美しく見せてくれる形であること」です。目や口、顎、フェイスラインなど、他のパーツとのバランスはとても重要です。鼻だけが目立つことがないよう、顔全体のバランスが取れている鼻こそが、その人にとって「美しい鼻」なのです。

以前、当コラムの中で、「日本人の顔および頭への施術件数に対する鼻整形の割合」をお示ししましたが、全世界でみると、欧米よりも日本や韓国の方が、「鼻」に対する施術を受ける割合が高いことが分かります。特に韓国は、日本のほぼ2倍の割合です。

鼻の世界比率

骨格的に、アジア人は欧米人よりも、鼻全体が低い、または小さい、鼻の先が丸くなる、などの傾向があります。だからといって、日本人の顔に、いきなり欧米人の「鼻」を作り出しても、それはバランスが整っているとは言えないのです。
整形したことがすぐにバレる鼻は、「美しい鼻」とはいえません。何度も言いますが、「顔全体が美しく見えるような鼻」でなければ、本当の美しさを引き出すことはできないと、僕自身は考えています。

黄金比を極めることが美しい鼻への道

人間が美しいと感じる比率を「黄金比」といいますが、これは「脳が無意識のうちに“美しい”と感じ取るバランス」のことです。基本的には、以下の図のように、1.618:1のバランスをくり返していくことで、形づくられます。

美しい鼻となる黄金比

これは美容整形の世界でも共通しており、「美しい鼻となる黄金比」が存在します。これについては、次回の当コラムで詳しくご説明しますが、鼻の美しさの基準は一つではなく、いくつものパターンを組み合わせて判断されるため、一概にすべての人に同じパターンが適応するとはいえません。それぞれのパターンの中からその人に合う黄金比を探し出し、うまく組み合わせていくことで「美しく見える鼻」へと近づけていきます。
横から見て美しい鼻、真正面から見て美しい鼻、他のパーツと鼻との位置関係においても、美しい鼻へと導くための黄金比は存在します。自分の鼻について十分理解し、自分にはどんな鼻が合うのか、カウンセリング時に医師とよく相談してみてください。

まとめ

顔の印象を大きく変える「鼻」のパーツ。口元や目元とは違い、表情によって大きく形が変わるものではありません。そのため、形状や大きさそのものが、その人の性格や美しさなどを印象付けてしまうことが多いパーツでもあります。
世の中には、鼻にコンプレックスを抱え、ご自身が理想とする鼻の形に近づきたいと願う女性が、たくさんいます。しかし、実際は「理想とする鼻=美しい鼻」になるとは限らないのです。
目、口元、顎、輪郭はみな違います。一般的に「美人だよね」といわれる女性を並べても、パーツ一つひとつを見れば、それぞれの形状や大きさは違いますよね。このことからも「バランスが大事」ということがお分かりいただけるでしょう。他のパーツとのバランスを考えた鼻こそが、その人にとって自然で美しい鼻といえるのです。
「鼻」に対するコンプレックスがある方は、どのような鼻の形や高さが自分に似合うのか、医師やカウンセラーとじっくり相談してみてください。あなたらしい美しい鼻を手に入れるための「道しるべ」になると思いますよ。

2020.12.1

VOL5美鼻の条件はこんなにある!その1

先生、この「鼻」を何とかしてください!

顔全体のバランスをもとに、鼻の大きさや幅、位置などもきちんと視野に入れて、自分の顔に合う鼻をイメージすることが重要です。ただ「鼻が高ければいい」、「鼻が小さければいい」というものではなく、むしろ顔全体のバランスを重要視することが、美鼻への近道ともいえるでしょう。

美鼻の黄金比は鏡を見れば分かる

美鼻の黄金比

似合う鼻というのは人それぞれです。必ずしも、理想としている鼻の形や大きさが、すべての人に似合うとは限りません。では、「その人に合う美鼻」は何から判断すれば良いのでしょうか。
その答えは、「黄金比」にあります。黄金比とは、多くの人が無意識のうちに「美しい」と感じる比率のことです。
まずは、鏡を用意してください。美鼻の条件としての黄金比を見ていきましょう。

【美鼻の条件1】額:鼻:顎=1:1:1

美鼻の条件、1つ目は、
● 髪の生え際から眉間までの「額」
● 眉間から鼻先までの「鼻」
● 鼻下から顎の先までの「顎」
それぞれが1:1:1であることです。

日本人は欧米人と比べると、顎が短く、鼻の長さが目立ちやすい傾向にあります。だからといって、その鼻を単純に短くすればよいというものでもありません。
仮に、鼻先の軟骨を削って鼻を短くしてしまうと、鼻下が伸びてしまい、「ブタ鼻」のような形になってしまいます。気になる部分だけを見るのではなく、顔全体を見て「バランスのよい鼻」にしてあげることが大事なのです。

【美鼻の条件2】目の幅と鼻の幅は同じ

美鼻の条件2つ目は、
● 目の幅
● 左右の小鼻の端から端までの鼻の幅
それぞれの幅がほぼ同じか、2〜3ミリ程度狭いことです。
さらに、目と鼻の位置は、顔の横幅を5等分した時、それぞれの間に目と鼻がきちんと収まっていることです。

横に膨らんだ団子鼻、平たく幅の広い鼻などは、女性的な印象から遠ざけてしまいます。
また、鼻の幅が目の幅よりも広いと、間抜けな印象を与えてしまいます。

【美鼻の条件3】鼻の幅=口の幅の3分の2

美鼻の条件3つ目は、
● 鼻の横幅
● 口の横幅
がカギになります。鼻の幅は口の幅の3分の2であることです。
鼻の幅が狭い方が良い!と考える女性は多いと思いますが、口とのバランスをみてください。

鼻が小さすぎると口が大きく見えてしまい「上品さ」が欠けてしまいます。逆に鼻が大きすぎると、口元・唇が目立たなくなり、それもまた「女性らしさが失われる」顔つきになってしまいます。他のパーツとのバランスは大事ですね。

【美鼻の条件4】鼻先の位置は小鼻の端と同じor少し下

美鼻の条件4つ目は、
● 鼻先
● 左右の膨らんだところ=小鼻
この2つの位置がポイントになります。小鼻の下端を横に直線でつないだときに、鼻先が直線上、もしくは少しだけ下にあることです。
小鼻の下端を直線でつないだときに鼻先が直線よりも上にあると「ブタ鼻」に見えます。
鼻の整形手術では、こうした細かい部分のバランスにも調整可能です。ちょっとした些細なことですが、これが美鼻になるための条件の一つといえるのです。

【美鼻の条件5】鼻先から下唇:下唇から顎=1:1

さて、美鼻の条件5つ目ですが、
● 鼻先から下唇までの長さ
● 下唇から顎までの長さ
それぞれが1:1で同じであることです。

綺麗な女性を目の前にして表情が緩んでしまうことを「鼻の下が伸びる」と表現しますよね。これは鼻の下に限らず、気が緩んだり緊張が解けると、顔の筋肉は全体的に緩むことを表しています。
鼻の下が長い顔立ちの人は「緊張感がない」という印象を与えてしまいます。シャープな印象を与えるには、それぞれの長さが同じであることが重要です。

・上下左右の顔のバランスを見て、「似合う鼻」のバランスを導き出す

鼻の大きさや鼻の形ばかりに気を取られていると、顔の印象を左右する「顔のバランス」が崩れてしまうことにもなりかねません。
鼻だけでなく「目」「眉」「額」「顎」など、一見「鼻」とは関係の無さそうな部分も、きちんとチェックして、適切な位置に、適切な形の鼻を置くことが美鼻への近道です。

まずは、鏡で自分の顔をよく観察し、自分の顔のバランスについて把握するところからスタートしてみましょう。次は「美鼻の条件」6つ目からお伝えします。

2020.12.1

VOL6美鼻の条件はこんなにある!その2

美鼻の条件は「形」と「位置」

「鼻の形」と「鼻の位置=ポジション」

前回は、美鼻の条件の1〜5について解説しましたので、今回は引き続き、「美鼻の条件6〜11」についてご紹介します。
美鼻を実現するにあたり、注目すべきなのは「鼻の形」と「鼻の位置=ポジション」です。前回にもこの内容についてはお話しました。しかし一般的には、鼻の形については意識しているものの、鼻の位置までもが美しさに影響するとは思っていない方が多いようです。
顔は立体的な造形をしていますので、正面からの美しさを追究するだけではなく、横からみても美しい鼻にしてあげることを考えましょう。 横顔に対して、一番のポイントは「Eライン」と呼ばれるラインです(図参照)。

鼻先とアゴの先を結ぶラインの中に口元が収まっていること、角度が倒れすぎたりしていないことがポイントです。
では、具体的に美鼻の条件の内容について前回の続きをご紹介していきます。

【美鼻の条件6】鼻の付け根は上まぶたと同じ高さ

美鼻の条件の6番目は、眉間の下に位置する鼻の付け根がポイントであることです。これが、正面から見たときに上まぶたと同じ高さになっていることが理想なのです。
もし、この付け根が上まぶたよりも高い位置にあると、眉間が狭くなり、怒りっぽいといった印象を与えてしまいます。
逆に、鼻の付け根が上まぶたよりも低い位置にあると、鼻が短く小さく感じるため、幼い印象を与えてしまいます。

【美鼻の条件7】鼻筋はまっすぐに

美鼻の条件の7番目は、「鼻筋がまっすぐであること」です。
鼻筋は一般的に、横から見たときまっすぐ一直線であるか、カタカナの「ノ」の字のように少しくぼんでいるのが理想です(顔の右側からみると「逆向きのノ」の字)。
少しくぼんでいる鼻筋が逆向きに膨らんだ形だとワシ鼻に近づいてしまい、老けた印象や性格がキツそうといった印象になってしまいます。

【美鼻の条件8】「鼻先・上唇・鼻の下」をつなぐと直角三角形になる

美鼻の条件の8番目は、「横顔に直角三角形ができること」です。
美鼻の条件として横から見て「鼻先・上唇・鼻の下」をつないだ際に直角三角形になる、というものが挙げられます。これは、美鼻だけでなく、横顔美人としての条件でもあります。
また、鼻先から鼻の下の角度が90度であることが望ましく、これ以上狭くなってしまうとワシ鼻に近づきますし、逆に90度以上に開いているとブタ鼻に近づいてしまいます。
90度に近ければ近いほど美しい鼻といえるでしょう。

【美鼻の条件9】小鼻はめくれ上がらない・垂れ下がらない

美鼻の条件の9番目は、「小鼻の形」です。
美鼻といえる小鼻は、小さめで「めくれ上がっていないこと」がポイントです。
例えば団子鼻の場合、小鼻が上向きにめくれ上がってしまっていることが多く、横から見ると鼻の穴が目立ちやすい傾向にあります。これを正面から見ると、鼻先が大きいために気付きにくいのですが、よく見れば「鼻の穴が見えている」状態になってしまうのです。
逆に、小鼻の縁が垂れ下がってしまうと、鼻の穴が見えにくい状態になります。この場合は、暗い印象を与えてしまいます。

【美鼻の条件10】鼻の頂点に向けた角度は「33度」

美鼻の条件の10番目は、「鼻の高さ」です。
どうせなら「外国人のようにツンと上向きの高い鼻が欲しい」、そう考える女性もいるでしょう。実際、日本人は世界的に見ても鼻が低い傾向にあり、鼻の低さに悩む女性は多いようです。低い鼻は顔全体が地味な印象を受けますし、メイクで目などのパーツを派手に飾っても、ぼんやりとした印象を与えがちです。
だからといって鼻だけが高すぎてしまうと、日本人の骨格的には冷たい印象を与えることになります。美しい鼻として考えられているのは、横から見たときに眉間から顎先にかけてのラインと、目頭から鼻先にかけてのラインが交わったときに、鼻先と顎先の角度が30〜35度である高さなのです。

【美鼻の条件11】下から見たときに正三角形になっているか

鼻を下から見るときの形も、美鼻の条件

美鼻の条件の11番目は、「鼻を下から見たときの形」です。
鼻を下から見たときに、鼻先と小鼻を結んでできる形が、正三角形になっていることが理想です。これが、二等辺三角形である場合には、鼻が高すぎるもしくは低いということが考えられます。

例えば
● A:これがもっとも美しいとされる鼻の形です。正三角形にキレイに収まっていますね
● B:少しいびつですが、団子鼻や小鼻が広がっているタイプは、このような形になります
● C:鼻全体が大きいタイプです
● D:鼻の形としては悪くないのですが、鼻が高すぎてしまうため、鼻の穴も大きくなります
この様に、鼻を下から見るときの形も、美鼻の条件に含まれます。

条件の数だけ、手術が必要というわけではない

ここまでにご紹介した美鼻の条件は全部で11種類です。ほとんど条件を満たしていない女性にとっては、「それだけ手術が必要になってしまうのか…」と不安になってしまうこともあるでしょう。
しかし、条件の数だけ術式が必要になるとは限りません。
前述の通り、顔全体のバランスを見ながらその人に適した鼻を実現することがポイント。必ずしも、すべての条件を満たす、ということではありません。高いスキルを持つ医師が担当すれば、数種類の術式を組み合わせて、一度の手術で美鼻を作りだすことも可能です。

また、整いすぎた鼻はかえって不自然な印象を与えてしまうこともあるため、あえてすべての条件を満たさず整えることもあります。美容整形手術を受けたことを周囲に気づかれるのではなく、「メイク変えたの?」「何か良いことあった?」など、印象の変化に気づいてもらえるような自然な仕上がりが重要なのではないかと、僕は考えています。