全体のバランスが美しくなればいくつになっても美しさは本物
2018.10.29

VOL32美鼻を手に入れ、生活が変わった人たち<症例⑤>その1

前回に引き続き、当院で手術を行った患者さんの一例を紹介させていただきます。
今回は、美容整形経験者である母とともに来院した娘さんのお話です。

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【美人の条件】VOL32鼻整形症例:元々カワイイのに鼻整形を繰り返す理由美人は鼻で決まるチャンネルVOL32一般の人に聞けば8割の人が「可愛い」と答えるような顔立ち。それでも本人の希望で3回に分けた鼻の手術でアイドルのようなかわいらしさに。 しかし本人は整形依存になりかけていました。

《症例⑤》本人の希望で3回に分けた鼻の手術でアイドルのようなかわいらしさに。 しかし本人は整形依存になりかけていました。

手術までの経緯

萌菜さんはお母さんと2人でカウンセリングに来られました。未成年の場合、手術には親の同意書が必要となるので、通常カウンセリングも親同伴で行います。
見たところ、お母さんはすでに目、鼻、唇などいろいろなところを手術されている様子です。一般の人は気づかないかもしれませんが、プロの目から見ると、手術したことがひと目で分かるような不自然な顔つきをしていました。
対して娘の萌菜さんは一般の人に聞けば8割の人が「可愛い」と答えるような顔立ちです。顔の輪郭が美しく、目と口のバランスも良いのです。
ところが萌菜さんは「小鼻が横に広がる」ことをとても気にしていました。確かに笑ったときなどには、小鼻が少し膨らんでいる印象を受けましたが、私から見れば愛らしく思える程度で触らないほうが良いと感じました。むしろ、全体に高さがなかったので、プロテーゼで高さを出し鼻尖形成術で鼻先を細くすることで、顔全体が小さく見え、きれいな目が強調されると思ったのです。
そのことを丁寧に説明しましたが、お母さんも「本人の希望通り」を望まれており、小鼻を小さくする鼻翼縮小術を行うことになりました。
しかし2ヶ月後の術後観察の際、今度は鼻先の大きさが気になるという話が持ち上がりました。鼻翼を狭めたことで、鼻先に違和感を覚えるようになったのでしょう。そこで鼻先に手を加えるなら、一緒に鼻筋を通すプロテーゼも挿入したほうが良いと勧めたのですが、高さには不満がないということで、結局、鼻尖形成術だけを行ったのです。
ところが3ヶ月後、やはり高さも欲しいと要望され、結局はプロテーゼ隆鼻術も行いました。身体への負担や外出できない期間を考えても、できれば手術は1度で済ませるほうが望ましかったのですが、本人が納得して手術をしたという点では、3回に分けることにも意味があったのかもしれません。

当院が行った手術法

実際には計3回、以下の術式で手術を行いました。
・鼻翼縮小術(内側法)
・鼻尖形成術(クローズ法)
・GBCソフトプロテーゼ降鼻術

施術の流れ

まとめ

今回のケースは特に年齢の若い女性でしたので、彼女の将来のことを考えての手術法をお勧めしました。実際、娘さんの方は、「母」というごく身近に美容整形の経験者がいることで、美容整形手術に対する抵抗も少ないようでした。「仕上がりに満足いかなければ、また手術をすればよい」という考えもあったのかもしれません。

今回は、娘さんの気持ちを受け入れて、1度で済むはずの手術を3回に分けて行ったことになりますが、彼女はまだ若いですし、本当は一番負担のない方法で提供することができれば、それに越したことはないと思います。
手術後の娘さんはといいますと、ちょっとしたアイドルよりもずっと愛らしくなりました。それでも、自分のことを「私はブスです!」と卑下します。このあたりで僕は「あれ?」と思いました。娘さんの様子から僕が感じたことを、次回、お話したいと思います。

杉崎理事長

著作:杉崎 裕斗sugisaki

大阪梅田の美容外科・美容皮膚科「グローバルビューティークリニック」院長。鳥取大学医学部卒業後、鳥取大学医学部付属病院(胸部外科、心臓血管外科)、鳥取赤十字病院(胸部外科、乳腺外科、麻酔科)、大阪府立急性期・総合医療センター(心臓血管外科)を経て、2011年より湘南美容外科クリニックで美容外科医として勤務。2012年には同クリニックの大阪駅前院の院長に就任。2016年に独立してグローバルビューティークリニックを開院。 整鼻術、二重(目頭切開法)、アンチエイジング(リフトアップや目の下のクマの治療)などを得意とする。

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