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2018.10.29

美鼻を手に入れ、生活が変わった人たち<症例③>その2


前回、結婚式を2ヶ月後、写真の前撮りを1ヶ月後に控えた女性の症例から、ダウンタイムの重要性についてお伝えしました。今回はその続編として、実際に手術に至った過程と、その結果についてお伝えします。

手術後のダウンタイムは、その後の経過を大きく左右する

前回、ダウンタイムについて少し詳しくご説明しましたので、その重要性をご理解いただけたと思います。 手術後の経過には個人差がありますし、こればっかりは実際に手術をしてみないと分かりません。必ずしも、手術後の経過が順調にいくとも限りませんので、1ヶ月後の写真撮影、2ヶ月後の挙式というスケジュールには正直、心配な部分がたくさんありました。
僕は彼女に「前撮り写真までに内出血が治まらない可能性があること」「挙式まで腫れが残っている可能性があること」など、起こり得るリスクについてすべてお話しました。
すると、「結婚後すぐに、フィアンセが海外転勤する予定となりました。海外では、家の中に家族の写真をたくさん飾る習慣がありますよね。特に結婚式の写真は、リビングの目立つところに大きく飾っているイメージがあります。そんな生活がスタートするのに、今のブタ鼻のままで結婚式の写真が飾られるのは、絶対に嫌。腫れや内出血はメイクでごまかせるし、痛みは自分が少しの間だけ我慢すれば良いかもしれない。でも、鼻の形はそうはいかないんです」と、胸の内を話してくださいました。

確かに鼻はメイクではごまかせない部分……

確かに、シワを目立たなくさせたり、目を大きくしたり、肌を明るくしたりなどは、メイクで修正することができます。結婚式ならプロのメイクさんがいますので、プロの腕でキレイにして頂けるはずです。もし多少の内出血や腫れが残ったとしても、メイクで何とか修正できるのでしょう。
しかし、穴が丸見えの鼻を、下向きに目立たなくすることは難しい。どんなに腕の良いメイクさんでも、鼻の「形」はごまかせないのです。彼女がそこまで考えているというのは正直驚きましたが、鼻をどうしてもキレイにして、「最高の私」で挙式を迎えたいという思いを、とても強く感じました。

それでも、僕は執刀医となるわけですから
  • 内出血が治まらず、目の下が黒ずむかもしれないこと
  • 腫れが残っているかもしれないこと
  • 手術後1ヶ月で鼻を強く押すようなことがあれば、その後の経過に影響を及ぼすかもしれないこと
など、少しでも可能性があるリスクのすべてをお話しました。一般的な回復状態、リスクを考えると、手術は快く勧めることができませんでした。最低でも挙式まで3ヶ月は欲しいところでした。

しかし、彼女の意思は変わりません。「もし挙式の時に腫れが残っていても絶対に後悔しませんので、手術をして下さい」と仰いました。

では、僕が今回の手術に踏み切った理由とは?

彼女の意思は強く、リスクについて説明するも、動じることはありませんでした。
もちろんそんな彼女の強い意思に応えてあげたいという、美容外科医としての思いもありますが、それだけの理由で僕は手術に踏み切ることはありません。僕自身が彼女のお話しから、いくつか同調できる点がありました。
  • 海外の家庭では結婚式の写真を並べているイメージがあり、ずっと写真に残ってしまう
  • ボテッとしたブタ鼻、左右の穴の大きさが違う鼻は、メイクではどうしようもできない
  • 腫れや内出血くらいは「メイクでカバーできる」ことを理解している
  • フィアンセも「本人がそれで満足できるなら」と、後押ししてくれている
また、彼女自身に「挙式や前撮りに間に合わせたい」という強い意思があり、術前術後のセルフケアも、しっかり行ってくれると思われました。
これらの理由から、僕は手術をしても大丈夫ではないか、と考えるようになりました。

診断と手術の実際

患者さんの強い希望、リスクに対する了承が得られましたので、早々に手術を予定しました。

当院が行った手術法
彼女のコンプレックスである上を向いたブタ鼻の対処法として、僕は当院独自のプロテーゼを挿入し、耳珠軟骨を鼻尖部に移植して、鼻の穴を小さくすることにしました。
今回は、GBCソフトプロテーゼ降鼻術、鼻尖形成術(クローズ法)、鼻尖部軟骨移植(耳軟骨移植)、3つの術式での手術を行いました。

術後の様子
今回の手術は、写真撮影まで1ヶ月という短い期間だったため、術後の経過は特に気になっていたところです。 手術の内容はもちろんですが、患者さん自身がしっかりと体調管理を行い、術後のケアを怠らず、安静を守って下さったので、非常に早く回復することができました。
結果的に、一般的なダウンタイムよりも短く、腫れやむくみも最小限に抑えられ、無事、撮影と挙式を迎えることができたようです。

結婚式後、この患者さんから写真が送られてきました。どの写真の彼女も、美しく、とても幸せそうな顔をしていました。「これで海外生活を楽しめます」とメッセージも添えられていました。


症例を振り返ってみると……

結婚式は特に女性にとって特別なものだと思います。誰もがきっと「一番美しい姿」で結婚式を迎えたいと思うでしょう。その日に向け、食生活に気を遣ったり、運動したりする人も多いかもしれません。今回は、そんな大切な日を最高に幸せな状態で迎えたいという女性の思いを、強く感じた症例でした。
2ヶ月後挙式ということで、「完成」までの期間がとても短い中での鼻手術。一般的な術後の回復状態を考えると、「この鼻の手術はお勧めできません」とお断りすることもできました。しかし今回に限っては、手術を行ってよかったと思っています。

挙式の時、腫れがあっても後悔しません。腫れや内出血くらいはメイクでごまかせますが、鼻はそのまま残ってしまいます」という彼女の言葉からは、「この日だけは最高の自分でいたい」という強い思いを感じました。もしここで僕が手術を断ったら、彼女は一生、自分の鼻のコンプレックスを引きずっていくことになっていたかもしれません。
もちろん、彼女自身が体調管理、術後のセルフケアを徹底してくれたことも、順調に回復できた大きなポイントです。これが無ければ、今回の手術は上手くいかなかったかもしれません……。
僕は今後も、患者さんに寄り添い、その人にとって最善の方法を提供できる医師でありたいと思います。
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