
VOL15鼻整形手術の具体的方法~鼻翼縮小術~
「小鼻のふくらみが気になる」「笑うと鼻が横に広がる」など、小鼻のふくらみに悩む女性はいませんか?
小鼻のふくらみは表情全体に影響が出てしまうだけで、「鼻の穴が目立つ」といった問題も生じます。そんな女性は「鼻翼縮小術」による小鼻の改善が適しています。今回は「鼻翼縮小術」の具体的な手術内容や概要について見ていきましょう。
小鼻のふくらみは「鼻翼縮小術」で改善
小鼻のふくらみを改善する鼻翼縮小術。鼻翼を切除して小さくする術式で、「内側法」「外側法」「内側法+外側法」などいくつか方法はあります。鼻の穴や鼻翼の状態に合わせて決めていきます。
いずれの術式も、2~3日ほど痛みを感じることがありますが、鎮痛剤で和らげることができるため、痛みに関してはさほど心配はいりません。また、腫れや内出血があっても、1週間程度でほとんど消えます。術後1か月は、患部に必要以上に鼻やその周囲に触れないように生活します。
術式は、次の5つのパターンに分けられます。
● 内側法
● 外側法
● 内側法+外側法
● フラップ法
● 鼻腔内切開法
鼻翼縮小術の詳しい術式
上述した5つの術式を一つひとつご紹介します。
内側法
比較的多く行われている術式です。鼻の穴の内側にメスを入れて、縫い合わせて小さくします。手術の傷跡が目立たないため、素人目には手術をしたことがほとんど分かりません。
ダウンタイムも短く、比較的手軽に選択しやすい術式といえます。
ただし、もともと鼻の穴が小さい女性の場合は、切りすぎると鼻の穴が塞がってしまう恐れがあるので、適用になりません。
当クリニックでは、手術時間は10分ほどで、費用はおよそ21万円です。
外側法

もともと鼻の穴が小さく、鼻翼が肉厚な人に適している術式です。鼻翼の外側までメスを入れて皮膚と組織を切除します。鼻の穴の外側からメスを入れるため、鼻の穴の円周を小さくすることはありません。 当クリニックでは、手術時間は15分ほどで、費用はおよそ28万円です。
内側法+外側法

鼻の穴が大きく、肉厚でもある人には、内側法と外側法の両方を行うこともあります。鼻の穴の大きさは少し大きいくらいで、鼻翼が極端に大きく張り出している人の場合、どちらか一方の術式では、理想とする形にならないことがあるからです。
鼻の穴の中から小鼻の外側にかけてメスを入れ、余分な皮膚と組織を切除することで、鼻の穴と鼻翼を小さくすることができます。
当クリニックでは、手術時間は15分ほどで、費用はおよそ28万円です。
フラップ法
鼻翼が大きく広がっていることで、内側法や外側法ではあまり効果が得られない人に行います。鼻の穴の中を一部切開して、その皮膚と組織を粘膜の下に作ったトンネルの中に縫い付けます。皮膚と組織は次第にトンネル内に癒着して固定され、小鼻が鼻柱の方へ寄ることで鼻の横幅が小さくなるのです。 ただし、この術式では、鼻の穴がキレイな楕円になるようにデザインしながら手術を進めていくので、テクニックとセンスが必要です。依頼する際にはそれらのスキルが信頼できる医師に相談しましょう。
フラップ法の場合、当クリニックでは、手術時間は10分ほどの追加と、料金も28万円ほど加算されます。
鼻腔内切開法
鼻の穴の中をひし形にくりぬき、小鼻を内側に寄せるように縫い付ける方法です。外見上、傷口は外からは全く見えませんし、ダウンタイムがないため、多くの女性が選択しがちですが、僕はあまりおすすめしていません。
この方法は、やわらかい組織を切開して縫い縮めているだけであるため、時間とともに元に戻ってしまうことが多いからです。
当クリニックでは、手術時間は15分ほどで、費用はおよそ28万円です。
おわりに
鼻翼縮小術は5つの術式に分けることができますが、それぞれの鼻に適した術式で手術を進める必要があるため、まずは信頼できる医師のカウンセリングを受けましょう。
また、仕上がりのイメージなどについても話しておくと、さらに選択肢が広がり、もっとも適した術式が見つかるでしょう。
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