体に優しい成分“ヒアルロン酸”のうんちくアレコレ
2017.12.11

体に優しい成分“ヒアルロン酸”のうんちくアレコレ

化粧品や美容医療でよく見かける「ヒアルロン酸」の文字。美容への意識が高い女性であれば、誰もが知る単語であると思います。しかし、中には「ヒアルロン酸」に対する安全性への疑問を感じている女性もいらっしゃるのではないでしょうか。今回は、ヒアルロン酸の成分や効果の詳細についてご紹介します。

ヒアルロン酸は体に優しい成分なの?

ヒアルロン酸は体に優しい成分なの?

美容医療では「ヒアルロン酸注入」というワードを、見かけることが多いと思います。ヒアルロン酸注入とは、注射器を使用してヒアルロン酸を局所へ注入し、美容効果を促すというものです。

では、ヒアルロン酸とはそもそも、どういったお薬なのでしょうか。

一般的には「ヒアルロン酸」と呼ばれていますが、その正体は「N-アセチルグルコサミンとグルクロン酸によって構成された物質」です。これだけだと分かりにくいですが、人の体の中に存在している「糖」の一種です。詳しい説明はここでは省きますが、高い粘性をもつことが特徴で、関節の中にある軟骨の元であり、水分を保持する役割などがあります。

化粧品や美容医療の広告などでよく見かける成分ではありますが、最初は「眼の硝子体を構成する成分」として発見された多糖(たとう;複数の「糖」が化学的な結合をしていること)類です。人の体の中では、眼(硝子体)や皮膚、筋肉、軟骨、腱だけではなく、脳や血管にも広く存在しています。

しかし、ヒアルロン酸は加齢とともにその量が減ってくることが分かっています。加齢による関節痛やスムーズな動作が難しいケースでは、注射薬として使用します。

ヒアルロン酸 が効果を発揮する部位は?

ヒアルロン酸 が効果を発揮する部位は?

ヒアルロン酸は、前述したようなケースでは「関節」に直接注入することが多いお薬です。例えば、加齢に伴って関節の中でクッションの役割をしている「軟骨」がすり減ってくると、関節を動かすたびに痛みが発生したり、動かしにくくなったりします。これを改善するために、関節に注入して不快な症状を緩和する、という目的で使用されています。

ヒアルロン酸はお薬ですから、注射薬の他にも「飲み薬」が考えられます。しかし、仮にヒアルロン酸を多く含む飲み薬があったとしても、ヒアルロン酸は消化管の中を通るときに分解されて体中に分散してしまうため、「今痛い関節」に集中的にその効果をもたらすことが難しくなります。そのため、注射薬として関節などへ直接注入することが多いのです。

この他、例えば眼の手術を行うときにも、ヒアルロン酸を使用することがあります。眼の中には「硝子体」と呼ばれる、透明なゼリー状の組織がありますが、この硝子体を構成しているのがヒアルロン酸です。この時も、ヒアルロン酸を成分とした注射薬を使用します。

美容外科とヒアルロン酸の関係

美容外科とヒアルロン酸の関係

『美容面に関しては主に「シワとり」としての効果が期待されています。

ほうれい線や目の下のくぼみなどの深いシワを改善するために、シワが気になる部分に直接ヒアルロン酸を注入します。こうすることで、シワとなっている部分のボリュームがアップし、ふっくらさせる事で深いしわを目立たなくする効果が期待できます。

セルフケアでは改善できなかった「深いシワ」も、改善できる可能性がありますので、諦めずに「ヒアルロン酸注入」という選択肢も検討してみてはいかがでしょうか。

美容医療で使用されるヒアルロン酸の安全性は高く、美容効果が高いのが特徴です。表面に塗るよりも皮下への注入、この方がヒアルロン酸の効果を発揮させやすいといえるでしょう。』

ただし、ヒアルロン酸も「お薬」ですので、高い効果が期待できる反面、使い方を誤ると体にとって悪い影響をもたらす可能性もゼロではありません。個人販売しているヒアルロン酸については、その安全性が確立していないことが多いため、当院のような専門のクリニックなどでヒアルロン酸注入の施術を受ける必要があります。

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